2〜3歳のイヤイヤ期、毎日しんどいですよね。
私も3歳の長女はイヤイヤがかなり強めで、スーパーで泣き叫ばれた日もありました。
元教員として「対応の引き出し」はあるはずなのに、
自分の子となるとムキになってしまったり、声かけがぜんぜん効かない日もあって…。
でも、ある“声かけのコツ”を意識し始めてから、
ギャン泣きの時間が減り、自分の心もラクになりました。
今日はその方法を「教育の理論」と「実際の育児のリアル」の両方からまとめます。
イヤイヤ期ってどういう時期?

● 自分で決めたい欲が強くなる
この時期は「自我の芽生え」を迎えます。
“自己選択”をすることで、自分の存在を確かめようとしている時期。
● でもうまくできないジレンマ
教育心理学でも有名な“発達のズレ”の時期。
「やりたい気持ち > できる力」というアンバランスさが、イライラの原因に。
● 気持ちと言葉が追いつかない時期
感情語彙が少ないため、
“言葉で伝えられない frustration(フラストレーション)”が泣きで爆発します。
▶ポイント(元教員の視点)
幼児教育では、イヤイヤは「反抗」ではなく
“自立に向かう正常発達のサイン” とされています。
つまり、イヤイヤは悪いことではなく 成長の証 です。
1番効いた!我が家のイヤイヤ期の声かけ5つ
① 選択肢をとにかく小さく
例:「お片付けしよう」→ ×
「積み木を箱に入れる? それともママと一緒にポンってする?」→ ○
教育的な理由:
幼児は「漠然とした指示」が苦手。
選択肢を絞ると、脳が“やる方向”に意識を向けやすくなります。
学校でも、困っている子ほど “具体物を使った2択” が効果的でした。
私のリアル:
片付けで毎回バトルだった長女も、
「最後の1つだけお願いしていい?」と“1だけお願い作戦”に変えたらスムーズに。
② 気持ちを代弁する(=情動の言語化)
泣いている時ほど、指示より“共感”が効きます。
例:「やりたかったんだよね」
「思ってたのと違ったんだよね」
教育的な理由:
感情の言語化は、大人が代わりに言ってあげると
子どもの脳が落ち着く(情動調整)と言われています。
私のリアル:
次女がパジャマ拒否で転がっていたとき、
「自分で着たかったんだよね」と声をかけた瞬間、ピタっと泣き止んだことが何度も。
③ 先に“予告”しておく
例:「あと3回滑ったら帰ろうね」
「時計の針がここにきたらおしまいね」
教育的な理由:
幼児は“切り替え”が苦手。
事前予告は「見通しの保障」と言って、学校現場でもよく使う方法。
姉妹育児のリアル:
上の子に予告しておくと、下の子のぐずりも巻き込みにくくて家が平和になる。
④ やらせてみる(時間に余裕がある時)
“自分でやる!”ブームが強い時期。
例:靴をはく/服を選ぶ/エプロンをつける
教育的な理由:
“成功体験”が自立の土台になる。
たとえうまくできなくても、挑戦しただけで自己肯定感が育つ。
私のリアル:
長女が靴に10分かかった時、
「もういい加減にして」とイラッとしたけど、
完成した瞬間の誇らしそうな顔を見て「待ってよかった…」と毎回思う。
⑤ 大人の気分転換を先にする(ママの脳の調整)

これ、実はいちばん重要。
例:・深呼吸
・10秒別室に移動
・水を飲む
・一度スマホの画面を閉じる
教育・心理の理由:
大人がイライラしていると、声のトーンや表情が刺激になり、
子どもは“さらにイヤイヤ”になることが多いです。
私のリアル深掘り:
長女の寝起きイヤイヤが本当に地獄で…
私は先に「目閉じて5秒深呼吸」を習慣にしました。
これだけで声のトーンが柔らかくなり、朝のバトルが激減。
実際のイヤイヤ場面での声かけ実例
● 出かけたくない時
共感:「まだ遊びたいんだよね」
選択肢:「靴は自分で履く? ママが持っておく?」
気分転換:「玄関まで一緒にジャンプで行こうか」
(長女は“ジャンプで移動”がなぜか大好きで、これで何度も救われました)
● お風呂に入りたくない時
「寒くてイヤなんだよね」
「お風呂に入ったら“顔→髪→体”の順番だよ〜」
(流れを見せると“見通し”ができるので不安が減ります)
● 帰りたくない時(公園)
「楽しいよね、もっと遊びたいよね」
「あと1回だけ“見せて〜!”」
▶ 見せて作戦はかなり強い
「やりなさい」より「見せて」のほうが、“誇り欲”が刺激されて動きやすい。
イヤイヤ期に疲れたママへ

イヤイヤ期は、必ず終わります。
私も何度も泣きそうになり、
「この子はずっとこうなのかな…」と不安になったことが何度もあります。
でも、気づいたら少しずつ成長していて、
・自分で靴が履けるようになった
・「やりたい」気持ちを言葉で言えるようになった
・泣く時間が短くなった
そんな“変化”が確実にやってきます。
完璧な声かけは必要ありません。
今日ちょっとだけうまくいった。それだけで十分。
「何とかしたい」と考えて行動しているママはもう100点です。
一緒にゆるっと頑張りましょう。
今日も本当にお疲れさまでした🌿
「自分でできる」を家庭で増やす工夫はこちらから⬇️





