元教員ママが実践|子どもの「自分でできた!」を育てる家庭の工夫

育児

毎日の育児の中で、「つい手を出してしまう…」ってこと、ありませんか?
急いでいる朝や眠たい夜ほど、「もうママがやっちゃおう!」となりがちですよね。

でも、子どもが自分の力でできたときの「できた!」という笑顔って、
何よりもうれしくて、少し誇らしげな表情を見せてくれます。

わが家では、3歳の長女にできるだけ“自分でやってみる”時間をつくるようにしています。
今日はその工夫と、実は教育の現場でも注目されている「主体的に取り組む力」について、
少しお話ししてみたいと思います。

🍀わが家での“自分でできる”工夫

長女には、着替え・歯みがき・トイレ・幼稚園の準備など、
日常の中で少しずつ「自分でできること」を増やしています。

たとえば…

👕 着替え:その日着る服を机の上に出しておく。
引き出しを手の届く場所にし、靴下や下着の引き出しにはラベルをつけて取り出しやすく。

🪥 歯みがき:自分で届く場所に歯ブラシを置き、仕上げ磨きの前に“自分でみがく時間”を設ける。

🚽 トイレ:踏み台やペーパーを“自分で使いやすい”高さに調整。(補助便座は取ったり付けたりが億劫だったので、我が家では使いませんでした)

🎒 幼稚園の準備:まだ通園1ヶ月ほどなので、机の上に用意しておき、幼稚園バッグを所定の位置から持ってきて荷物を詰めることを練習中です。

大切にしているのは、

**「手伝わない」のではなく、「やりやすい環境を整える」**こと。

どんなことも、いきなり完璧にはできません。
スモールステップを踏んで、少しずつレベルアップしていけるよう見守っています。

最後の確認はもちろん大人の役目ですが、
“自分でできた!”と思えるようにするだけで、子どもの行動がぐんと変わる気がします。

そして何より大切なのは、できたことを小さくても褒めてあげること。
「自分でやる!」という言葉が出たら、できる限りその気持ちを尊重してあげるようにしています。

環境の整え方

食事の場面での工夫と気づき

食事の時間も、「自分でできた!」を感じやすい場面のひとつです。
わが家では、
🍽 食器:滑りにくいお皿・持ちやすいスプーンを使用
🪑 椅子:足がしっかり床や足置きにつく高さに調整
を意識しています。

以前は「こぼすから」「時間がかかるから」と、
つい先に口に運んでしまっていたこともありました。

でもそれだと、子どもは**“やらせてもらえない”経験**が増えてしまうんですよね。

今は、多少こぼしてもOKな量にして、
「自分で食べる」を優先するようにしています。
うまくすくえたときの得意そうな顔を見ると、待つ意味は大きいなと感じます。

リビング・おもちゃの環境づくり
おもちゃの収納も、「自分でできる」を左右する大事なポイントです。
わが家では、
🧺 細かく分類しすぎず、大まかにまとめる
🧺 子どもの目線・手の高さに置く
を意識しています。

以前、きれいにしようと思って
「パズルはここ」「ブロックはここ」と細かく分けたことがありました。

でも結果は…
👉 戻すのが大変で、やる気がダウン。
今は、「ここに戻せばOK」という分かりやすさを優先。

片付けの声かけも、
「どっちから片付ける?ブロック?ぬいぐるみ?」
と、2択で選ばせるようにしています。
(イヤイヤ期にも効果的で、主体性も育ちやすいと感じています)

失敗から学んだこと
良かれと思って先回りしたり、完璧を求めすぎたりすると、
子どもの「やりたい気持ち」を奪ってしまうこともありました。

大切なのは、
“やらせる”ことではなく、“やりたくなる環境”をつくること。
失敗しながらですが、環境を整えるだけで、
子どもの行動が驚くほど変わることを日々実感しています。

🌱「できた!」が育てる3つの力

子どもが自分の力でできた経験は、小さく見えてとても大きな成長です。

1️⃣ 自己肯定感:「やればできた!」という達成感が自信になる

2️⃣ 考える力:「どうすればうまくいくかな?」と工夫する力が育つ

3️⃣ 主体性:「やってみたい」「次はこうしてみよう」と、自ら動く意欲につながる

この3つの力は、これからの学びや社会生活の中でも大切な土台になります。

📚教育の現場でも注目されている「主体的に取り組む力」

実はこの「自分から取り組む力」は、小学校教育でもとても大切にされています。
学習指導要領の中では「主体的・対話的で深い学び」がキーワードとして掲げられ、
“自分で考え、行動する力”がこれからの学びの基本とされています。

私自身、小学校で教員をしていた経験からも、
「自分からやってみよう」という姿勢がある子のほうが、

新しいことを楽しみながら学べると感じていました。

だからこそ、幼児期からの「自分でできた!」という経験の積み重ねは、
将来の“学ぶ力”につながっていくんですね🌸

小学校で感じていた「差」

教員として小学校低学年を担任していた頃、
入学当初から感じていたことがあります。
それは、
✔ 自分で準備ができる子
✔ 次に何をするか分かって動ける子
は、学習にも比較的スムーズに入っていける、ということ。

一方で、
「鉛筆がない」「ノートどこ?」と毎回止まってしまう子は、
学習内容以前に準備や切り替えでエネルギーを使い切ってしまうこともありました。

能力の差というより、
“自分でやる経験の積み重ね”の差だと感じる場面が多かったです。

家庭と学校の大きな違い
学校は集団生活なので、
・時間割どおりに進む
・全員が同じタイミングで動く
ことが求められます。

どうしても「待つ」「見守る」ことが難しい場面もあります。

一方、家庭では、
✔ 時間が許す限りプロセスを尊重できる
✔ 失敗しても誰にも迷惑がかからない
✔ その子のペースに合わせられる
という大きなメリットがあります。

だからこそ、幼児期の家庭での「自分でできた!」は、
学校生活への最高の準備期間だと思っています。

家庭で育てた力は、必ずつながる
「今はまだ小さいから…」と思うかもしれませんが、
この時期の経験は、確実にあとから効いてきます。
✔ 自分でやってみようとする姿勢
✔ 失敗しても立て直す力
✔ 分からないときに考える力
これらはすべて、学習の土台になる力です。

教員として見てきたからこそ、
家庭での何気ない関わりが、将来につながることを強く感じています。

🧺まとめ

子どもが自分で挑戦するとき、見守る側のママやパパには少し忍耐が必要ですよね。
時間もかかるし、つい手を出したくなることもあります。

でも、その一歩一歩が、子どもの「できた!」を増やし、

自信と主体性を育ててくれる大切な時間だと思います。

たまに「ママやってよ〜」と甘えてくることもありますが、まだ生まれて3年。
そんなときは、甘えたい気持ちも大切にしています👧🏻

少しの工夫と見守りで、今日も“自分でできた!”を一つ増やしてあげられたらうれしいですね🌷

今日も育児お疲れ様でした🍀

朝のお支度の様子はこちらから↓

りりずママのプロフィール画像

りりずママ|元教員×姉妹ママ👩🏻‍🏫

0歳&3歳の姉妹を育てるママ。
元小学校教諭として、教育と心理を学んだ経験をもとに、
「リアルな育児を少しでもラクにするヒント」を発信中✏️

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